結論:維持費は0円。使い分ける理由があるなら複数持つ価値はある
このサイトが確認した3社の公式情報では、ヒロセ通商・JFX・FXTFとも個人口座の開設費・維持費は無料です(FX口座開設は無料?)。持っているだけで毎月の費用がかかることはありません。
| 内容 | |
|---|---|
| メリット | 数量・時間帯でコストの安い口座を選べる/EAやツールで使い分けられる/メンテナンスやログイン不具合の時に別口座で取引できる |
| デメリット | ロスカットは口座ごとに判定される/ID・パスワード・入出金の管理が増える/確定申告で全口座の損益を集める必要がある |
この記事は「別々の会社で口座を持つ」場合の話です。同じ会社で2つ目・3つ目の口座を持てるか(ヒロセ通商は追加口座を申込可能、FXTFはGXとMT4が各1口座まで、JFXは2口座目も新規申込)はFX口座は何個まで?にまとめています。
必要書類を揃えたら、次に確認するのは最小取引単位と取引ツールです。1,000通貨から始められる国内口座にはFXTF
やヒロセ通商(LION FX)
があります。 申込前に、各社の公式画面で最新の必要書類・取引条件・リスク説明を確認してください。
メリット1:数量でコストの安い口座が違う
2026年9月時点のドル円(午前9時〜翌午前3時、新規)で比べると、次のように逆転します(ドル円の取引コスト3社比較)。
| 1回の数量 | 安い口座 |
|---|---|
| 1万通貨まで | FXTF MT4(スプレッド0。同じ方向の合計1万通貨までは手数料0円) |
| 2万通貨以上 | JFX・ヒロセ通商(スプレッド0.2銭) |
少ない数量はFXTF MT4、まとまった数量はJFX・ヒロセ通商、という使い分けができます。
メリット2:ツールと取引スタイルで使い分けられる
| やりたいこと | 向いている口座 |
|---|---|
| EAで自動売買したい | FXTF MT4・MT5(JFX・ヒロセ通商はEA不可)(国内FXで自動売買はできる?) |
| スキャルピングをツールの速さで | JFXの新Java版(最速0.2秒更新)(スキャルピングできる国内FX口座は?) |
| MT5でチャートを見たい | JFX(無料のチャート専用)(MT5が使える国内FX口座は?) |
| 金・株価指数のCFDもやりたい | ヒロセ通商のLION CFD、FXTFの商品CFD(LION CFDとは?) |
メリット3:取引できない時の予備になる
各社には日々のメンテナンスや、ログインできないトラブルがあります。別の会社の口座があれば、その間の決済や新規の手段になります。メンテナンス時間はFXは祝日・年末年始も取引できる?や各社の取引時間の記事で確認できます。ただし、いま持っているポジションは、その口座でしか決済できません。
デメリット1:ロスカットは口座ごと。資金を分けると余裕が減る
証拠金維持率(有効比率)とロスカットは口座ごとに判定されます。たとえば20万円を1つの口座に入れていれば耐えられた値動きでも、10万円ずつ2つの口座に分けて同じ数量を片方で持つと、その口座はより早くロスカットに近づきます。別の口座に余ったお金があっても、自動では助けてくれません。
ロスカットまでの距離はヒロセ通商のロスカットは何円動いたら?で、3社を比べて計算しています。
デメリット2:管理するものが増える
- ユーザーID・パスワード・2段階認証・出金の暗証番号が会社ごとに別
- 入金・出金のルールや時間も会社ごとに違う(FXの出金拒否はある?)
- 口座全体の損益が一目で分からない
デメリット3:確定申告は全口座の合計
国内FXの利益は、複数の口座があっても1年間の損益を合計して申告します。各社から年間の損益報告書を集めて合算し、損失の口座があれば利益と相殺できます(FXの複数口座はどう確定申告する?、FXの年間損益報告書はどこで見る?)。
注意:解約して開き直すとキャンペーンの対象外
公式FAQでは、ヒロセ通商で一度解約してから取引を再開する場合は、改めて口座開設の申込みが必要で、以前の口座の再開ではなく追加口座の扱いになり、新規口座向けのキャンペーンには参加できません。JFXも再開には再審査と口座開設のやり直しが必要です(ヒロセ通商・JFXの口座解約の方法)。使わなくなった口座も、維持費がかからないなら急いで解約する必要はありません。
このサイトの運用は1口座
このサイトの成績はOANDA証券のMT5口座1つで記録していて、3社の口座を使い分けた記録ではありません。この記事は各社の公式情報を整理したものです。
まとめ
- 3社とも口座の開設費・維持費は無料。複数持っても固定費はかからない
- 数量でコストの安い口座が違い、EA・ツール・CFDで使い分けられる
- ロスカットは口座ごとに判定されるので、資金を分けすぎない
- 確定申告は全口座の損益を合計する
- 解約して開き直すと新規口座向けキャンペーンの対象外になる(ヒロセ通商)
この記事は2026年9月28日時点で、このサイトが各社の公式情報(口座開設費・維持費、スプレッド・手数料、取引ツール、口座解約と再開のFAQ)を確認して書いた記事と、国税庁の案内をまとめた記事をもとに作成しました。
