結論:3社ともスキャルピングはできる。違いは「公認」の書き方とコストの形

このサイトが各社の公式情報を確認して書いた記事から、スキャルピングに関わる点をまとめました(2026年9月28日時点)。

項目JFXFXTFヒロセ通商
スキャルピング公認(公式の特設ページ)公認(GX・MT5・MT4)取引要綱で「1日あたりの取引回数 制限なし」
スキャルピングを理由の凍結しないと明記原則しないと明記。解約件数を毎月公表約款に「スキャルピング」の語はない
凍結・解約の対象システム売買など約款で禁止する行為経済合理性のない超高頻度取引、外部ツールでの発注など外部ツール等による不適切な取引、レートの不正利用など
EA(自動売買)不可(MT5はチャートのみ)FXTF MT5・MT4で可不可(シグナル注文は独自機能)
ドル円のコストスプレッド0.2銭(9時〜翌3時)MT4はスプレッド0+建玉連動手数料スプレッド0.2銭(9時〜翌3時)

どの会社も「スキャルピングなら何をしてもよい」わけではありません。外部ツールでの自動発注やレートの不正利用などは、3社とも凍結・解約の対象です。

PR(広告)JFX(広告)

この記録はOANDA証券のMT5口座で取っています。よく似た注文条件を持つ国内口座として、MT4対応のFXTFやヒロセ通商(LION FX)があります。 どちらも1,000通貨から発注でき、注文時に決済指値を付けられます。FXTFはMT4、ヒロセ通商は独自の取引ツールです。

FXTFの公式サイトを見るヒロセ通商の公式サイトを見るJFXの公式サイトを見る

JFX:公認、回数・1日の上限なし

JFXは公式のスキャルピング特設ページで「スキャルピング公認」「スキャルピングを理由に口座凍結することはありません」と明記しています。取引回数や1日の取引上限もありません。一方で、システム売買など約款で禁止する行為が確認された場合は、約款に基づいて口座を凍結することがあると注意しています(JFXはスキャルピング公認?)。

ツール面では、パソコンの新Java版がレート・チャート・損益を最速0.2秒で更新し、クイック注文を最大16画面まで並べられるスキャルピング向けの作りです(JFX MATRIX TRADER(PC版)の使い方)。許容スリップを決めて発注できるストリーミング注文もあります(JFXの注文方法)。

FXTF:公認、解約件数を毎月公表、EAも可

FXTFは、FXTF GX・FXTF MT5・FXTF MT4でスキャルピングができると公表し、スキャルピングを理由に解約した人数を毎月公表しています。2026年8月度調査のページに載った表では、GXの各口座とFXTF MT4がいずれも0件でした。EA・スクリプトでの自動売買はFXTF MT5・MT4でできますが、相場の方向を判断せず機械的に行う経済合理性のない超高頻度取引と、FXTFが提供する以外の外部ツールでの発注は禁止です(FXTFはスキャルピング公認?)。

FXTF GXは指値が有利な方向にもずれる実績を毎月公表していて、2026年8月は全指値の62%が有利に約定しました(FXTFの約定力)。ただしGXのスピード注文は成行で、スリッページの許容幅は設定できません(FXTF GXの使い方)。

ヒロセ通商:回数制限なし。約款の「取引のしかた」が境界

ヒロセ通商のLION FX取引要綱は「1日あたりの取引回数 制限はありません」としています。約款にも取引説明書にも「スキャルピング」という言葉はなく、短時間に何度も取引すること自体を禁じる規定は見当たりません。一方、約款第34条は、システム以外のツール等による不適切な取引や、レートの不正な取得・利用などを口座解約の事由とし、一部は事前の通知なく口座を凍結し、過去の約定を無効にできると定めています(ヒロセ通商はスキャルピングできる?)。

ドル円のコスト:回数が多いほど差が積もる

2026年9月21日公表の実績資料では、JFXとヒロセ通商のドル円のスプレッドは午前9時〜翌午前3時が0.2銭、午前3時〜9時が7.9銭です。FXTF MT4は午前9時〜翌午前3時がゼロスプレッド(原則固定・例外あり)で、代わりに新規注文のときに建玉連動手数料がかかります(同じ方向の合計1万通貨までは0円、25万通貨までは1万通貨あたり40円)。

1回の新規(午前9時〜翌3時)JFX・ヒロセ通商FXTF MT4
1万通貨20円(0.2銭)0円
3万通貨60円120円

1日に何十回も取引するスキャルピングでは、この差が回数分だけ積み上がります。数量ごとの詳しい計算はドル円の取引コスト3社比較にあります。午前3時〜9時はスプレッドが大きく広がるので、その時間帯は避けるのが基本です。

スキャルピングで口座を選ぶ時の順番

1. 自分の取引数量で、1回あたりのコストを比べる(1万通貨以下か、それ以上か) 2. 取引する時間帯のスプレッドを確認する 3. 使いたいツール(EAを使うならFXTF、裁量でスピード重視ならJFXの新Java版など) 4. 禁止されている取引のしかた(外部ツール・不正利用など)を読む

このサイトの実績はスキャルピングではない

このサイトの成績はOANDA証券のMT5口座で取っており、3社の口座でスキャルピングをした記録ではありません。この記事は各社の公式情報を整理したものです。

まとめ

  • JFXとFXTFは「スキャルピング公認」。スキャルピングを理由にした凍結はしないと明記
  • ヒロセ通商は取引回数の制限なし。約款が定める取引のしかたが凍結・解約の境界
  • 3社とも外部ツールでの発注やレートの不正利用などは禁止
  • EAを使うならFXTF MT5・MT4。JFX・ヒロセ通商はEA不可
  • ドル円のコストは、1万通貨ならFXTF MT4が0円、2万通貨以上はJFX・ヒロセ通商の0.2銭の方が安い

この記事は2026年9月28日時点で、このサイトが各社の公式情報(JFXのスキャルピング特設ページ、FXTFの月次スキャルピング調査と指値の有利スリッページ実績、ヒロセ通商の取引要綱と約款、各社のスプレッド・手数料資料)を確認して書いた記事の内容をまとめて作成しました。