結論:凍結の対象は「取引のやり方」。利益の大きさではない
このサイトが各社の公式情報を確認した記事から、口座凍結・解約の対象になる取引をまとめました(2026年9月28日確認)。
| 項目 | ヒロセ通商 | JFX | FXTF |
|---|---|---|---|
| スキャルピング | 取引回数の制限なし(公認とも禁止とも書いていない) | 公認。スキャルピングを理由に凍結しない | 公認。原則としてスキャルピングを理由に凍結しない |
| 1日の取引回数 | 制限なし | 上限・回数制限なし | — |
| 凍結・解約の対象になる主な取引 | 公式ツール以外での発注、レートの不正利用(事前の通知なく凍結する対象)。過度に投機的な取引は解約の事由(約款第34条) | システム売買など約款で禁止する行為 | 経済合理性のない超高頻度取引、提供していない外部ツールでの発注、システムへの過剰な負荷や不正 |
| 公表している数字 | — | — | スキャルピングを理由に解約した人数を毎月公表(2026年8月度はGXの各口座とFXTF MT4で0件) |
このサイトが確認した範囲では、3社とも「利益が大きいこと」そのものを凍結の理由として挙げた記載はありませんでした。会社別の詳しい内容はヒロセ通商のスキャルピングと口座凍結、JFXはスキャルピング公認?、FXTFはスキャルピング公認?にあります。
この記録はOANDA証券のMT5口座で取っています。よく似た注文条件を持つ国内口座として、MT4対応のFXTF
やヒロセ通商(LION FX)
があります。 どちらも1,000通貨から発注でき、注文時に決済指値を付けられます。FXTFはMT4、ヒロセ通商は独自の取引ツールです。
公式に書かれている対象:外部ツール・レートの不正利用・超高頻度取引
1. 会社の取引システム以外のツールで発注する:ヒロセ通商の約款は、本システム以外のツール等で、想定していない方法の取引をしたと判断した場合を解約の事由にしています。FXTFも、提供している取引システム以外の外部ツールやソフトウェアでの発注を禁止しています 2. レートの遅れやシステムの弱いところを突く:ヒロセ通商の約款は、レートの不正な取得・利用や、システムの脆弱性を利用した取引を不当な行為としています 3. 機械的な超高頻度取引:FXTFは、相場の方向を判断せず、レート配信やシステムの技術的な制約に着目して機械的に行う超高頻度取引を「経済合理性のない高頻度取引」として禁止しています。ただし「1秒に何回なら禁止」という固定の回数は示していません
ヒロセ通商は「事前の通知なく凍結」の規定がある
ヒロセ通商の約款第34条は、外部ツール等での取引やレートの不正利用などに当たると判断した場合について、次のように定めています。
- 事前の通知なく、口座を凍結する
- 口座の残高の扱いは、法令等に基づいて会社が判断する
- さかのぼって該当すると判断した場合、過去の約定を無効にできる
- それで不足金が出た場合は請求でき、会社が損害を受けた場合は賠償を求められる
第35条は、外部ツールでの取引や、取引と関係がないと思われる入出金の繰り返しについて、「疑いがあるとき」の段階でサービスの利用を制限できるとしています。
EA(自動売買)はどうなる?
- FXTF:FXTF MT4・MT5ではEAでの自動売買ができ、FXTF MT4ではEAによるスキャルピングも原則使えると回答しています。ただし経済合理性のない超高頻度取引は、EAでも禁止です
- JFX:特設ページで、システム売買など約款で禁止する行為が確認された場合は凍結の対象になる場合があるとしています
- ヒロセ通商:MT4・MT5には対応していません。外部プログラムで発注を操作する使い方は、約款の対象になりえます
自動売買ができる口座は国内FXの自動売買(EA)3社比較にまとめています。
「出金できない」のほとんどは出金ルール
「凍結されたのでは」と心配になる場面の多くは、各社の出金ルールで説明できます。出金は1日1回まで(ヒロセ通商・JFX)、出金先は本人名義の登録口座だけ、含み益は出金できる額に入らない(FXTF)などです。まずFXの出金拒否はある?出金できない理由と対処の順に確かめます。
FXTFは、複数の口座のどれかにマイナス残高があると、すべての口座の出金が止まります(FXの追証と不足金)。
このサイトの口座
このサイトの成績はOANDA証券のMT5口座で取っていて、3社で口座凍結を受けた・受けなかった記録ではありません。この記事は各社の公式情報を整理したものです。
まとめ
- 3社が凍結・解約の対象として挙げているのは取引のやり方(外部ツール、レートの不正利用、過剰な負荷をかける超高頻度取引など)
- JFXはスキャルピングを理由に凍結しないと公表、FXTFは原則として凍結しないとし、解約件数を毎月公表(2026年8月度はGXの各口座とFXTF MT4で0件)
- ヒロセ通商は取引回数の制限なし。約款に「事前の通知なく凍結」「過去の約定を無効」の規定がある
- 「出金できない」の多くは出金ルールで説明できる。先に回数・名義・マイナス残高を確認する
この記事は、このサイトがヒロセ通商・JFX・FXTFの公式情報(取引要綱・約款・スキャルピングの特設ページ・月次調査・よくある質問)を確認して書いた記事(187・104・108・235・203)の内容をもとに作成しました。
