結論:追証はなくても、不足金は出ることがある
このサイトが各社の公式情報を確認した記事から、証拠金が足りなくなった時の扱いをまとめました。
| 項目 | ヒロセ通商 | JFX | FXTF MT4 |
|---|---|---|---|
| 追証(追加入金の期限) | なし(取引要綱) | なし(公式FAQ) | —(公式のロスカット案内は、基準を割るとロスカットと定めている) |
| ロスカットの基準 | 有効比率100%未満 | 有効比率100%未満 | 通常時は証拠金維持率50%以下、毎日の判定時刻(15:30〜15:45のうち約1分)は100%以下 |
| 預けた金額を超える損失 | 起こりうる | 起こりうる | 起こりうる(公式FAQ) |
| 不足金が出た時 | 発生から3営業日以内に支払う | 発生日の2営業日後15時までに入金 | マイナス残高があるとFXTFの全口座で出金停止 |
会社別の詳しい内容はヒロセ通商のロスカット水準、JFXのロスカット水準、FXTF MT4のロスカット水準にあります。
証拠金維持率が何%でロスカットされるかは、FX会社ごとに違います(50%〜100%が中心)。 同じ含み損でも、水準が違えば強制決済されるかどうかが変わります。この記録はOANDA証券のMT5口座で取っていますが、同じく1,000通貨から発注できる国内口座としてFXTF
やヒロセ通商(LION FX)
があります。ロスカット水準は口座を開く前に必ず確認してください。
追証とは
追証は「追加証拠金」の略で、口座の資金がポジションに対して足りなくなった時に、期限までに追加で入金するよう求められる仕組みです。期限までに入金しないと、ポジションが決済されます。
ヒロセ通商とJFXには、この追証の制度がありません。資金が足りなくなると、入金を待たずにロスカット(強制決済)で自動的にポジションが決済されます。
追証なしは「損失が入金額で止まる」意味ではない
ロスカットは、基準に達した時に成行で決済する注文です。次のような時は、基準を飛び越えて決済され、預けた金額より大きな損失になることがあります。
- 週末をまたいで、月曜の始まりに価格が大きく飛んだ時(FXの週末持ち越し)
- 経済指標の発表や要人発言で、一気に動いた時
- 早朝など、取引が少なく価格が飛びやすい時間
FXTFの公式FAQは「ロスカットルールがあれば、証拠金がマイナスになることはないのですか?」という質問に「いいえ」と答え、週をまたぐ時や相場の急変で値が飛ぶと、預けた証拠金を上回る損失が出るリスクが高まると説明しています。
不足金が出たら
口座の残高がマイナスになった分が「不足金」です。追証がない会社でも、不足金は支払う必要があります。
- ヒロセ通商:取引要綱で、不足金が出たら発生から3営業日以内に支払うと定めています
- JFX:取引説明書で、ロスカット後に不足金が出たら、発生日の2営業日後15時までに指定口座へ入金するとしています
- FXTF:複数の口座のどれかにマイナス残高があると、すべての口座の出金が止まり、依頼済みの出金も取り消されます(FXTFの出金時間と手数料)
不足金を出さないために
1. 必要証拠金ぎりぎりまで建てない:資金に余裕を残すと、ロスカットまでの値幅が広がります。目安はFXの証拠金維持率は何%が目安? 2. 損切りの逆指値を入れておく:ロスカットより手前で自分で決済します(ヒロセ通商の損切り設定、JFXの損切り設定) 3. 週末や大きな発表の前は数量を減らす:値が飛ぶ時ほど、基準を超えて決済されやすくなります 4. 何円動いたらロスカットかを先に計算する:ヒロセ通商のロスカットは何円動いたら?
このサイトの口座
このサイトの成績はOANDA証券のMT5口座で取っていて、損切りをしない運用で含み損を抱えた時期も公開しています(損切りしない7か月の記録)。3社で取引した記録ではなく、この記事は各社の公式情報を整理したものです。
まとめ
- 追証は、期限までに追加入金を求める仕組み。ヒロセ通商・JFXにはなく、基準を割るとロスカット
- ロスカットの基準は、ヒロセ通商・JFXが有効比率100%未満、FXTF MT4は通常50%以下・判定時刻100%以下
- 追証がなくても、値が飛ぶと預けた金額を超える損失(不足金)が出ることがある
- 不足金の支払いは、ヒロセ通商が3営業日以内、JFXが2営業日後15時まで。FXTFはマイナス残高があると全口座の出金停止
この記事は、このサイトがヒロセ通商・JFX・FXTFの公式情報を確認して書いた記事(095・098・101・114・134)と、FXTF公式FAQ「ロスカットルールがあれば、証拠金がマイナスになることはないのですか?」(2026年10月1日確認)をもとに作成しました。
