この記事について
「損切りしないとどうなるか」は、たいてい理屈で語られます(塩漬けになる、いつか退場する、など)。このサイトは実口座で7か月それをやってきたので、記録で答えます。すすめる記事ではありません。損切りしない運用の実際の姿を、良い面も悪い面も並べます。
7か月の結果(決済を終えた分)
| 項目 | 実績(2026年1月〜8月3日) |
|---|---|
| 決済を終えた建玉 | 134本 |
| マイナスで終えた建玉 | 1本だけ(3月・−2,541円) |
| 日単位でマイナスの日 | 1日だけ(3月6日・−2,360円) |
| 確定損益の合計 | +75,542円 |
「7か月でほぼ負けなし」に見えます。これが損切りしない運用の表の顔です。負けを確定させないので、決済の記録には勝ちしか残らない。勝率で運用のうまさを測れない理由がここにあります(詳しくはこの記事)。
裏の顔:確定しない負けは、消えていない
損は確定していないだけで、口座の中に含み損として存在し続けます。
- いまの含み損は−47,358円(保有12本・8月3日時点)
- 15年ぶりの協調介入で8円超の円高を食らい、160円台で買った7本が上に取り残されています(実況)
- 過去には39日間持ち越した玉もありました。157.496円で建てて、39日後に157.418円で決済。値段では負けましたが、持ち越し中のスワップ+843円で差し引き+609円(記録)
つまり7か月の実際は、「+75,542円の確定」と「−47,358円の含み損」が同時に存在している状態です。どちらか片方だけ見せれば、天国にも地獄にも見せられます。
7か月続いた理由(結果論として)
この口座が7か月退場せずに続いた要因は、記録から見る限り2つです。
1. サイズが小さい。0.01〜0.03ロット、合計18,000通貨に有効証拠金100万円。介入級の急落を食らっても維持率884%(計算) 2. 下がったら買う設計が乱高下と噛み合った。急落の3営業日ですら25本の決済が成立しました(記録)
ただし、これは「7か月では破綻しなかった」という過去の記録であって、この先も大丈夫だという話ではありません。円高がさらに進めば、含み損は数量を増やしながら膨らみます。損切りしない運用の請求書は、いつ来るかわからないまま先送りされている——それがこの記録の一番正直な要約です。
まとめ
- 7か月・決済134本で負け確定は1本だけ。ただしそれは強さではなく設計
- 確定+75,542円と含み損−47,358円が同時に存在する。両方が本当の姿
- 続いた理由は「小さいサイズ」。それでも将来の保証はどこにもない
- この先どうなるかは、運用日誌で毎日そのまま出します