この記事について
スワップポイントの解説はどこにでもあるが、「で、実際いくら付くの?」に実額で答えている記事は少ない。この口座の2026年の取引明細から、そのまま出す。
スワップポイントとは
ポジションを翌日に持ち越すと発生する、2つの通貨の金利差の調整額。ドル円の買いポジションは、いまの金利環境では受け取り側になることが多い。日をまたがなければ発生しない。
この口座の実額
| 項目 | 実額 |
|---|---|
| 2026年に決済した131件のスワップ合計 | +4,585円 |
| スワップが付いた決済 | 131件中64件 |
| 2026年の確定損益に占める割合 | 6.3%(+4,585円 ÷ +73,015円) |
| 保有中11本の累積スワップ | +168円(数字の最終更新時点) |
つまりこの口座の利益の9割超は為替差益で、スワップは「持ち越しに付いてくるおまけ」程度の規模になっている。
一番効いた実例
面白い記録がひとつある。1月23日に157.496で建てた玉は、39日間持ち越して3月2日に157.418で決済された。
| 内訳 | 金額 |
|---|---|
| 為替差損益(157.496 → 157.418) | −234円 |
| 39日分のスワップ | +843円 |
| 差引 | +609円 |
値段だけ見れば負けた取引が、持ち越しの間のスワップで差引プラスになった。損切りをしない運用では持ち越しが長くなりやすく、その間のスワップが結果を少し押し上げる——という構造が、この1件に全部詰まっている。
注意しておくこと
- スワップは売り買いで受け払いが逆になる。ドル円の売りなら支払い側
- 水準は毎日変わるし、金利環境が変われば受け取りが縮む・消えることもある
- この口座はスワップを狙って持ち越しているわけではない。下がった玉を持ち続けた結果、付いてきているだけ
- 「スワップ狙いで持ち越す」判断をすると、含み損の拡大と引き換えになりやすい。この口座の含み損の記録(各日の振り返り)とセットで見てほしい
まとめ
- 実額は「確定131件で+4,585円・確定損益の6.3%」。主役ではない
- ただし長い持ち越しでは為替差損を覆すこともある(実例:−234円 → 差引+609円)
- スワップの説明は一般論より、自分の口座の明細で確かめるのが確実