結論:JFXは有効比率100%未満でロスカット
JFXのMATRIX TRADERは、有効比率が100%を下回った時点でロスカットの対象になります。公式のロスカットルールは、計算式を次のように示しています。
`有効比率 = 有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100`
| 有効比率 | JFXの公式ルール上の状態 |
|---|---|
| 200%未満 | アラートメールの基準 |
| 100%以上 | ロスカット基準より上 |
| 100%未満 | ロスカットの対象 |
200%は強制決済の水準ではありません。注意喚起のアラートと、実際のロスカット基準を分けます。JFXの入金・取引単位・ロスカット条件まで確認して申し込む場合は、JFXの公式サイトを見る【PR】
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ロスカット水準と判定方法はFX会社ごとに違います。この記事では200%未満のアラートと100%未満のロスカットの違いを公式情報で確認しました。 最新条件と申込時のリスク説明はJFX(MATRIX TRADER)の 公式画面で確認してください。
有効比率に使う3つの数字
有効証拠金
預託証拠金に、保有ポジションの評価損益などを反映した金額です。含み損が増えると有効証拠金は減り、有効比率も下がります。
必要証拠金
現在のポジションを維持するために必要な証拠金の合計です。保有数量が増えれば必要証拠金も増えます。通貨ペアやレート、JFXの見直しによって変わるため、過去の固定額を使い続けません。
有効比率
有効証拠金を必要証拠金で割った割合です。たとえば有効証拠金が10万円、必要証拠金が8万円なら125%です。
100,000円 ÷ 80,000円 × 100 = 125%必要証拠金が8万円のまま、有効証拠金が8万円を下回ると100%未満になります。ただし実際にはレート、評価損益、スワップ、必要証拠金が動くため、単純な差額だけを保証距離として使いません。
200%アラートはロスカットではない
JFXの公式FAQは、有効比率が200%を割り込んだ時に、登録メールアドレスへ注意喚起のアラートメールを送ると案内しています。
| 通知・執行 | 基準 | 意味 |
|---|---|---|
| アラートメール | 200%未満 | ロスカットへの注意喚起 |
| ロスカット | 100%未満 | 全ポジションの強制決済 |
「200%のメールが来た=すでにロスカットされた」ではありません。反対に、通知設定やメール受信を確認せず、200%アラートが来るまで何もしなくてよいという意味でもありません。
急な値動きでは、メールを読んでから入金や決済を行う時間がない可能性があります。口座画面の有効比率と、注文前に決めた損失上限を優先します。
ロスカット判定は数秒ごとで、100%ちょうどの即時保証ではない
JFXの公式解説は、ロスカット判定を数秒(1〜10秒)ごとに行うとしています。有効比率が100%未満になったタイミングと判定のタイミングにより、執行までの間隔は一定ではありません。
つまり、公式基準は100%未満でも、次のような保証ではありません。
- 100%を0.01ポイント割った瞬間に必ず決済される
- 画面に表示された価格で必ず約定する
- 損失が預けた証拠金の範囲で必ず止まる
- 全ポジションが同じレートで決済される
相場が速い時は、判定から成行決済の約定までに価格が動きます。100%は執行ルールの基準であり、損失の上限保証ではありません。
ロスカットでは全ポジションが古い順に成行決済される
JFXのロスカットルールは、ポジションを全部反対売買で決済し、原則として約定日時が古いポジションから、ポジションごとに成行決済すると案内しています。市場状況によって順番が前後する場合もあります。
複数ポジションを持っている場合、含み損が大きい1本だけを切って残りを維持する仕組みではありません。口座全体の有効比率で判定されます。
またJFXの取引ルールは、ロスカットになった場合、発注済み注文も有効期限にかかわらず全てキャンセルすると案内しています。
したがって、ロスカット後に未約定の指値だけが残って新規ポジションを作る、という前提では考えません。保有ポジションと未約定注文の両方が口座全体の管理対象です。
入金額を必要証拠金いっぱい使うと、直後にロスカットされうる
JFXの公式ページは、有効証拠金の全額を必要証拠金としてポジションを持つと、新規約定直後にロスカットとなる可能性があると注意しています。
買い注文はAskで約定し、保有ポジションはBidで時価評価されます。通常はAskがBidより高いため、買った直後からスプレッド分の評価損が出ます。
たとえば入金7,600円、必要証拠金7,600円で2,000通貨を買い、直後の評価損が20円なら、有効証拠金は7,580円です。
7,580円 ÷ 7,600円 × 100 = 約99.74%この時点で100%未満です。注文できたことと、ポジションを維持できることは別です。
JFXの初回入金1万円も、1万円が安全な運用額を保証しない理由は同じです。必要証拠金を差し引いた残りと、数量に応じた損益変動を確認します。
追証がなくても不足金は発生しうる
JFXの公式FAQは、追加証拠金(マージンコール・追証)はないと案内しています。しかし、追証制度がないことは、口座残高がマイナスにならない保証ではありません。
JFXの取引説明書は、ロスカット後に不足金が発生した場合、不足金発生日の2営業日後15時までに指定口座へ差し入れる必要があるとしています。
- 追証なし:維持率回復のための追加証拠金制度がない
- 不足金なし:という意味ではない
- ロスカット:損失を完全に限定する保証ではない
週明けの窓開けや急変時には、100%を飛び越えて約定する可能性があります。「100%で必ず止まるから入金額以上は失わない」とは考えません。
必要証拠金は現在値を確認する
個人の必要証拠金は想定元本の4%以上ですが、JFXは1Lotあたりの必要証拠金を通貨ペア別に算出し、現在適用中の金額を公式のお知らせや取引画面で案内しています。
ロスカットまでの距離を計算する時は、次を揃えます。
1. 現在の有効証拠金 2. 現在の必要証拠金 3. 保有するLotと通貨数 4. 売買方向 5. 現在のBid・Ask 6. 未実現スワップ 7. 未約定注文が約定した後の必要証拠金
「ドル円1,000通貨なら証拠金はいくら」という過去記事の数字だけで、現在の有効比率を計算しません。取引画面の現在値が正本です。
ヒロセ通商と同じ100%でも、JFXの公式ルールで確認する
ヒロセ通商LION FXも有効比率100%未満をロスカット基準としています。しかし、同じ数字だから口座仕様が全て同じという意味ではありません。
JFXには200%のアラートメール、1〜10秒ごとの判定、JFXの必要証拠金、JFXの注文・決済ルールがあります。比較する場合は、ヒロセ通商のロスカット水準と会社別に確認します。
ロスカット率だけでなく、最小取引単位、入金条件、手数料、注文方法、取引画面まで合わせて口座を選びます。
このサイトの維持率をJFXへ流用しない
このサイトの公開口座はOANDA証券のMT5です。JFX MATRIX TRADERとは、取引会社、必要証拠金、判定方法、画面項目が異なります。
公開口座の有効証拠金や含み損は、損失を隠さないための一次データです。しかし、その維持率をJFXへ当てはめて「同じ価格まで耐えられる」とは言いません。
JFXのロスカット水準はJFX公式情報、公開口座の証拠金状況は証拠金維持率の見方という別の根拠で確認します。
取引前チェックリスト
- JFXのロスカット基準は有効比率100%未満と確認した
- 有効証拠金÷必要証拠金×100で計算した
- 200%はアラート、100%はロスカットと区別した
- 判定は1〜10秒ごとで執行間隔が一定ではないと理解した
- 全ポジションが原則古い順に成行決済されると確認した
- 発注済み注文も全てキャンセルされると確認した
- 必要証拠金いっぱいまで注文しない
- 追証なしと不足金なしを混同していない
- 他社口座の維持率をJFXへ流用していない
