結論:1Lot=1,000通貨が原則。例外と上限は通貨ペアごとに違う
ヒロセ通商の「必要証拠金一覧表(LION FX 個人のお客様用)」(2026年8月17日現在)と公式FAQで確認した内容です(2026年9月28日確認)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 1Lotの通貨数量 | 原則1,000通貨(個人口座も法人口座も同じ) |
| 1Lot=10,000通貨 | CNH/JPY、CZK/JPY、HKD/JPY、MXN/JPY、NOK/JPY、SEK/JPY、THB/JPY の7ペア |
| 1Lot=100,000通貨 | HUF/JPY |
| 最小注文 | 1Lot(大口銘柄は500Lot) |
| 必要証拠金 | 前営業日の終値 × 1Lotの通貨数量 × 4%(100円未満切り上げ)が基本 |
| 口座全体の上限 | 1,300ポジション(通貨ペア・数量にかかわらず) |
たとえばメキシコペソ円は1Lot=10,000通貨なので、「1Lot」で注文すると1万通貨です。注文画面のLot数だけを見て1,000通貨のつもりで発注すると、10倍の数量になります。
この記録はOANDA証券のMT5口座で取っています。よく似た注文条件を持つ国内口座として、MT4対応のFXTF
やヒロセ通商(LION FX)
があります。 どちらも1,000通貨から発注でき、注文時に決済指値を付けられます。FXTFはMT4、ヒロセ通商は独自の取引ツールです。
1回の最大注文数量
1回に出せる新規注文の最大数量は、通貨ペアで分かれています。決済注文の最大数量も、通常銘柄はすべて新規と同じです。
| 1回の最大(新規・決済) | 通貨ペア |
|---|---|
| 1,000Lot | USD/JPY、EUR/JPY、GBP/JPY、AUD/JPY、EUR/USDなど45ペア |
| 500Lot | TRY/JPY、USD/TRY、EUR/TRY、CHF/TRY、USD/MXN、CHF/MXN |
| 100Lot | MXN/JPY、CNH/JPY、CZK/JPY、THB/JPY |
| 30Lot | HUF/JPY |
| 5,000Lot | ZAR/JPY |
ドル円なら1Lot=1,000通貨、1回1,000Lot=100万通貨までです。これを超える数量は分割して注文します。公式FAQによると、全部で1,000Lotを超えるポジションを一度に成行決済しようとするとエラーになるため、ポジション一覧などから上限内に分けて決済します。
一覧表には「注文可能数量は、相場の状況により変動する場合がある」とあり、発注時はログイン後の取引条件一覧が正本です。
保有上限(通貨ペア別)
| 通貨ペア | 1Lot | 保有上限 | 通貨量にすると |
|---|---|---|---|
| USD/JPY | 1,000通貨 | 10,000Lot | 1,000万通貨 |
| EUR/JPY・GBP/JPY・AUD/JPY | 1,000通貨 | 10,000Lot | 1,000万通貨 |
| EUR/USD・GBP/USD | 1,000通貨 | 10,000Lot | 1,000万通貨 |
| MXN/JPY | 10,000通貨 | 5,000Lot | 5,000万通貨 |
| TRY/JPY | 1,000通貨 | 100,000Lot | 1億通貨 |
| ZAR/JPY | 1,000通貨 | 50,000Lot | 5,000万通貨 |
| HUF/JPY | 100,000通貨 | 500Lot | 5,000万通貨 |
このLot数の上限とは別に、口座全体で1,300ポジションという件数の上限があります(FXのポジションは何個まで?)。
大口銘柄は別の通貨ペア
USD/JPYなど6ペアには「大口」銘柄があり、最小500Lot、1回の新規3,000Lot・決済9,000Lot、保有上限30,000Lotです。一覧表は、通常銘柄と大口銘柄は組み合わせが同じでも別の通貨ペアとして扱うと注意しています。
必要証拠金の計算
1Lotあたりの必要証拠金は、前営業日の終値をもとに毎営業日計算されます。そのためレートが上がれば必要証拠金も上がり、下がれば下がります(公式FAQ)。
1Lotあたりの必要証拠金 = 前営業日の終値 × 1Lotの通貨数量 × 4%(100円未満切り上げ)計算例(前営業日の終値を仮に置いた場合):
| 通貨ペア | 仮の終値 | 1Lot | 想定元本 | 1Lotの必要証拠金 |
|---|---|---|---|---|
| USD/JPY | 150.000円 | 1,000通貨 | 150,000円 | 6,000円 |
| MXN/JPY | 8.000円 | 10,000通貨 | 80,000円 | 3,200円 |
ドル円以外の組み合わせ(EUR/USDなど)は、円に換算した想定元本で計算します。一部の通貨ペアは計算式が違います。
| 区分 | 計算式 | 通貨ペア |
|---|---|---|
| 最低額6,000円 | 4%の金額か6,000円の高い方 | EUR/PLN、HKD/JPY、HUF/JPY、USD/HKD、USD/HUF、USD/MXN、USD/PLN |
| 最低額3,000円 | 4%の金額か3,000円の高い方 | PLN/JPY |
| 8% | 想定元本×8%(100円未満切り捨て) | EUR/ZAR、USD/ZAR |
| 10円単位 | 4%(10円未満切り上げ) | TRY/JPY |
いま適用中の必要証拠金は取引画面で、翌営業日に適用される金額は毎営業日のヒロセニュースで確認できます。
両建ての必要証拠金
公式FAQでは、売りと買いの数量が同じなら片方の分、数量が違えば多い方の分で計算します(ヒロセ通商は両建てできる?)。
何Lot注文できるかの目安を表示する
LION FXには「発注可能Lot数表示」があり、基準にする比率(余力計算有効比率)を変えられます。公式FAQの手順は、取引画面左上の[設定]→[詳細オプションの設定]→[発注可能Lot数表示]で%を変更し、[決定]です。通貨ペアごとにLot数の初期値を設定することもできます。
必要証拠金ぎりぎりまで建てると、スプレッド分の評価損だけでロスカットに近づきます。ロスカットまでの距離はヒロセ通商のロスカットは何円動いたら?、数量の決め方はFXのロット計算方法にあります。
JFX・FXTFの1Lot
JFXの1Lotと上限はJFXの1Lotは何通貨?、FXTF MT4はFXTF MT4の1ロットは何通貨?にまとめています。レバレッジを設定する画面がない点はヒロセ通商・JFXのレバレッジは変更できる?で説明しています。
このサイトの数量はヒロセ通商のものではない
このサイトの成績はOANDA証券のMT5口座で取っており、ヒロセ通商の口座ではありません。この記事はヒロセ通商の公式資料を整理したものです。
まとめ
- LION FXの1Lotは原則1,000通貨。CNH・CZK・HKD・MXN・NOK・SEK・THBの対円は10,000通貨、HUF/JPYは100,000通貨
- 1回の注文は多くのペアで1,000Lotまで。TRY絡みなど6ペアは500Lot、MXN/JPYなど4ペアは100Lot、HUF/JPYは30Lot、ZAR/JPYは5,000Lot
- 保有上限は通貨ペア別(USD/JPYは10,000Lot)で、口座全体では1,300ポジションまで
- 必要証拠金は前営業日の終値×通貨数量×4%が基本。一部のペアは最低額や8%の計算
- 大口銘柄は通常銘柄とは別の通貨ペア扱い
この記事は2026年9月28日時点で、ヒロセ通商の「必要証拠金一覧表(LION FX 個人のお客様用)」(2026年8月17日現在)と、公式のよくある質問(1Lotの通貨数量・最大注文Lot数・決済の上限・必要証拠金の計算と確認場所・両建ての証拠金・余力計算有効比率・Lot数の初期値)を確認して作成しました。
