この記事について
JFXが公式サイトで公表している「提示スプレッド等に関する実績情報」(公表日 2026年9月21日・対象期間 2026年8月31日午前9:00〜9月18日)の数値を、通貨ペアごとに並べ直した記事です。スプレッドは見直されることがあるので、発注前にはJFXの公式ページで最新の値を確認してください。
この記録はOANDA証券のMT5口座で取っています。よく似た注文条件を持つ国内口座として、MT4対応のFXTF
やヒロセ通商(LION FX)
があります。 どちらも1,000通貨から発注でき、注文時に決済指値を付けられます。FXTFはMT4、ヒロセ通商は独自の取引ツールです。
結論:ドル円は日中0.2銭、午前3時〜9時は7.9銭
- 米ドル/円:午前9時〜翌午前3時は 0.2銭、午前3時〜午前9時は 7.9銭
- 午前3時〜9時のドル円は、前回公表(2026年9月14日・対象期間8月31日〜9月11日)では 5.9銭 でした。9月21日公表分で 7.9銭 になっています
- 同じ資料の「提示率」は、ドル円の午前9時〜翌午前3時が 98.84%、午前3時〜9時が 98.66%
スプレッドが狭いのは午前9時〜翌午前3時で、それ以外の時間は多くの通貨ペアで数倍〜数十倍に広がります。
通貨ペア別のスプレッド(2026年9月21日公表分)
円を含む通貨ペアの単位は銭です。
| 通貨ペア | 午前9時〜翌午前3時 | 午前3時〜午前9時 | 期間全体の提示率 |
|---|---|---|---|
| 米ドル/円 | 0.2 | 7.9 | 98.8% |
| ユーロ/円 | 0.4 | 9.9 | 97.97% |
| 豪ドル/円 | 0.5 | 9.9 | 98.21% |
| NZドル/円 | 0.7 | 9.9 | 98.35% |
| ポンド/円 | 0.9 | 19.9 | 98.55% |
| スイスフラン/円 | 0.8 | 49.9 | 98.59% |
| 南アフリカランド/円 | 0.4 | 2 | 98.74% |
| 人民元/円 | 0.4 | 6 | 98.9% |
時間帯の条件がない通貨ペアもあります。
| 通貨ペア | スプレッド | 提示率 |
|---|---|---|
| メキシコペソ/円 | 0.2 | 97.42% |
| ユーロ/米ドル | 0.3 | 95.95% |
| 豪ドル/米ドル | 0.4 | 96.09% |
| NZドル/米ドル | 0.9 | 96.06% |
トルコリラ/円は時間帯が4つに分かれています。午前9時〜午後6時が1.4、午後6時〜午後10時が0.7、午後10時〜翌午前3時が1.4、午前3時〜午前9時が5.9です(期間全体の提示率 99.58%)。
ポンド/米ドルは午前9時〜翌午前3時が0.6、午前3時〜午前9時が14.9です。
午前3時〜9時のドル円が5.9銭から7.9銭になった理由
9月14日公表の資料で、JFXは次のように説明しています。
- 2026年9月10日(木)と9月11日(金)のオープン時のスプレッドが通常より非常に広くなり、縮小するまで時間がかかった
- そのため、広告の対象外の時間帯(午前3時〜9時)で、提示率がJFXの基準を下回った
- 中東情勢や日米の金利動向のニュースで相場が振れる場面が続くと見込み、この時間帯のスプレッドを見直して改めて広告する
この9月14日公表分(対象期間8月31日〜9月11日)では、ドル円の午前3時〜9時は5.9銭で提示率94.52%、配信停止の合計は1,308秒でした。見直し後の9月21日公表分(8月31日〜9月18日)は7.9銭で提示率98.66%、配信停止は349秒です。
「提示率」の読み方
JFXの資料は、通貨ペアと時間帯ごとに「広告表示のスプレッド」「スプレッド提示率」「スプレッド最大値」「配信停止時間(秒)」を並べています。提示率が100%を下回った理由として、ほぼ全ての行に「カバーレートの配信停止」、午前3時〜9時などには「各種指標発表の影響」が書かれています。
提示率が98%台でも、残りの時間は広告より広いスプレッドになっていたということです。たとえばドル円の期間中の最大値は、午前9時〜翌午前3時でも9.9、午前3時〜9時では11.5でした。
スプレッドは完全固定ではない
JFXは公式のスキャルピング特設ページで、スプレッドは完全に固定されたものではなく、流動性の低い時間帯や経済指標の発表時などには広がることがあると注意しています。同じページには、米ドル/円・ユーロ/円などの大口のスプレッドは原則固定の対象外という注記もあります。
狭いスプレッドを前提にするなら、次の3つを先に確認しておくと失敗が減ります。
1. 取引する時間が午前9時〜翌午前3時に入っているか 2. 重要な経済指標の発表時刻と重なっていないか 3. 大口の通貨ペアを選んでいないか
一時的にスプレッドが広がった時に損切りの逆指値へ引っかかるのを防ぎたい場合は、JFXの「BID判定買・ASK判定売逆指値」という注文方法があります(JFXの損切り設定)。
取引できる時間
同じ資料では、顧客が契約上取引できる時間を次のように書いています。
- 米国東部夏時間:月曜日午前6:30〜土曜日午前5:30
- 米国東部標準時間:月曜日午前7:00〜土曜日午前6:30
月曜の朝は取引開始直後で、スプレッドが広がりやすい時間でもあります。取引時間とメンテナンスはJFXの取引時間とメンテナンスにまとめています。
このサイトの実績はJFXのものではない
このサイトの成績はOANDA証券のMT5口座で取っており、JFXのスプレッドで取引した実績ではありません。この記事はJFXの公表資料の数値を並べ直したものです。
まとめ
- ドル円は午前9時〜翌午前3時が0.2銭、午前3時〜9時が7.9銭(2026年9月21日公表分)
- 午前3時〜9時のドル円は、9月10日・11日のオープン時の拡大を受けて5.9銭から見直された
- 円を含む主要ペアは日中0.2〜0.9銭、午前3時〜9時は2〜49.9銭
- 提示率は多くのペアで96〜99%台。残りの時間は広告より広い
- 大口の通貨ペアは原則固定の対象外
この記事は2026年9月26日時点で、JFX公式の「提示スプレッド等に関する実績情報」(最新版PDF・公表日2026年9月21日、9月14日公表分)とスプレッド一覧、スキャルピング特設ページを確認して作成しました。
