この記事について

介入のたびにSNSは「介入か?」「いや違う」で埋まります。実は、介入の実績は財務省が公式に公表していて、誰でも確認できます。憶測に振り回されないための公式情報源を、確認できた範囲でまとめました。

1. 財務省「外国為替平衡操作の実施状況」——介入の実績はここで確定する

為替介入の正式名称は「外国為替平衡操作」。財務省が実績を2段階で公表します。

公表内容頻度
介入額の総額(前月28日〜当月27日ぶん)毎月末
日次の明細(実施日・金額・売買通貨)四半期ごと

つまり、今回(7月31日)の介入がいくらだったかの公式な答えは、8月末の公表で判明します。日別にいくら使ったかまで見えるのは四半期公表です。それまでの「◯兆円介入したらしい」は、すべて推計や報道です。

2. 財務大臣の談話・会見——「介入したか」の一次発言

今回の介入が確定情報になったのは、報道が騒いだからではなく、片山財務相が「米財務省と協調して円買い介入を実施した」と自ら公表したからです。大臣の談話・会見は財務省サイトと大手報道で確認できます。発言の一次ソースに当たる癖をつけると、「介入観測」と「介入実施」を区別できます(今回のタイムライン)。

3. 自分の取引ツールの約定記録——自分の口座で何が起きたかの一次記録

相場全体の公式情報が1と2なら、自分に何が起きたかの一次記録は取引ツールの明細です。このサイトの記事がすべてMT5の明細から作られているのはそのためです(検証の方法)。介入の日に自分の口座で何が約定したかは、SNSではなく自分の明細で確認する——このサイトの姿勢そのものです(介入の3営業日の明細記録)。

まとめ

  • 介入額の公式確定は月末の財務省公表。日次明細は四半期ごと。それまでは全部推計
  • 「実施したか」は財務大臣の談話・会見が一次ソース
  • 自分の口座のことは自分の明細が一次記録。このサイトはそれを毎日出しています(運用日誌