結論:初回入金は「条件なし」と「1万円以上」に分かれる
FX口座を開いた後、最初にいくら入金すればよいか。FXTF・ヒロセ通商・JFXと、このサイトが実際に使うOANDA証券の公式条件を確認すると、答えは一律ではありません。
| FX会社・口座 | 初回入金の公式条件 | 1,000通貨の取引 | 先に区別すること |
|---|---|---|---|
| FXTF MT4 | 条件なし | 対応 | 入金額と必要証拠金は別 |
| ヒロセ通商 LION FX | 1万円以上 | 基本1Lot=1,000通貨 | 2回目以降は入金額の制限なし |
| JFX MATRIX TRADER | 1万円以上 | ドル円は1Lot=1,000通貨 | 取引には別途、必要証拠金が要る |
| OANDA証券 | 条件なし | MT5は0.01Lot=1,000通貨 | ダイレクト入金は1万円以上 |
重要なのは、初回に入金できる最低額と、注文を出すための必要証拠金と、値下がりに耐える運用資金は3つとも別だということです。
初回入金が1万円なら「1万円あれば安全」という意味ではありません。反対に、最低入金額の条件がなければ、資金ゼロで取引できるという意味でもありません。
いくらから始められるかは最小取引単位で決まります。1万通貨単位の口座だと、ドル円157円なら 1本で約6万円の証拠金が要ります。1,000通貨単位ならその10分の1です。この記録と同じ 1,000通貨から発注できる国内口座にはFXTF
やヒロセ通商(LION FX)
があります。
4社の初回入金額を公式情報で確認
FXTF MT4:初回最低入金額は「条件無し」
FXTF MT4の取引概要は、初回最低入金額を条件無しとしています。同じページでは、個人口座の証拠金を取引時価総額の4%とし、ドル円140円を1,000通貨取引する例を5,600円と示しています。
つまり「最初に必ず1万円入れる」という入金条件はありませんが、注文時には数量とレートに応じた証拠金が必要です。初回入金の下限と、取引できる金額は同じではありません。
ヒロセ通商:初回は1万円以上、2回目以降は制限なし
LION FXの取引要綱は、初回入金のみ1万円以上、2回目以降は制限なしと案内しています。クイック入金を使う場合は、初回かどうかにかかわらず1万円以上です。
取引単位は基本1Lot=1,000通貨ですが、一部の通貨ペアは異なります。また必要証拠金は毎営業日見直されます。ドル円1,000通貨を取引するつもりでも、入金前に当日の必要証拠金を取引画面か公式のお知らせで確認します。
JFX:初回入金は1万円から
JFXの公式FAQは、初回入金を1万円からと回答しています。同じ回答で、取引時には取引数量分の必要証拠金が必要だと分けて説明しています。
JFXの取引ルールでは、ドル円など多くの通貨ペアを1Lot=1,000通貨としています。ただし、一部の通貨ペアは1万通貨単位です。1万円を入れたからどの通貨ペアでも1Lot注文できる、とは限りません。
OANDA証券:初回入金の制限なし、ダイレクト入金は1万円以上
OANDA証券の公式FAQは、初回入金額に制限はないと案内しています。ただし、即時反映型のダイレクト入金は1万円以上で、1万円未満は振込入金を使います。
このサイトの実口座はOANDA証券のMT5です。最低取引数量は0.01Lot=1,000通貨ですが、初回入金条件がないことと、1,000通貨を余裕を持って保有できることは別です。
1,000通貨なら、最低いくら必要か
個人の国内FXで証拠金率4%とし、ドル円150円を1,000通貨取引する単純な例では、必要証拠金は6,000円です。
150円 × 1,000通貨 × 4% = 6,000円初回入金1万円なら、注文直後の計算上の余力は4,000円です。
10,000円 − 6,000円 = 4,000円ドル円1,000通貨は、1円の値動きで損益が約1,000円動きます。買った後に4円下がれば、価格差だけで約4,000円の損失です。実際にはスプレッドやスワップも影響します。入金1万円は注文できる例にはなっても、余裕のある運用額を保証しません。
レートや数量を変えた計算は証拠金維持率シミュレーター、1,000通貨の損益は1pips早見表で確認できます。
実口座は「最低額」ではなく、3回の追加入金で運用している
このサイトの2026年の一次データでは、年始残高372,120円に対し、1月28日に5万円、6月10日に50万円、7月2日に5万円を追加しています。2026年の入金合計は60万円です。
2026年8月16日11:03時点では、次の関係が1円単位で一致します。
年始残高372,120円
+ 2026年の入金600,000円
+ 確定損益89,871円
= 残高1,061,991円この時点の含み損益は−15,793円、有効証拠金は1,046,198円です。口座残高だけでなく、含み損を反映した有効証拠金も見ています。
ここから言えるのは「60万円を入れるべき」ということではありません。実口座は最低入金額で始めて放置した口座ではなく、運用途中に資金を3回足した口座だという事実です。なお、2026年より前の取引・入金データは公開対象にしていないため、この記録から口座開設時の初回入金額を推定しません。
入金と利益を分けた全記録は入金の記録で確認できます。
初回入金額を決める順番
初回入金の下限だけで金額を決めると、注文後の余力が抜けます。次の順番で計算します。
1. 取引したい通貨ペアの最小取引単位を確認する 2. 現在レートと証拠金率から必要証拠金を計算する 3. 何円逆行すると損益がいくら動くか計算する 4. 複数ポジションを持つなら、合計通貨数で計算し直す 5. FX会社のロスカット水準と当日の必要証拠金を確認する 6. 生活資金を除いた余剰資金の範囲に収める
このサイトのように1,000通貨を複数本並べる場合、1本分の6,000円だけでは足りません。5本なら合計5,000通貨、10本なら1万通貨です。さらに含み損で有効証拠金が減ることも同時に考えます。
口座を選ぶ前の確認表
- 初回最低入金額はいくらか
- クイック入金と通常振込で最低額が違うか
- 最小取引単位は1,000通貨か、1万通貨か
- 必要証拠金はどこで毎日確認できるか
- ロスカット水準は何%か
- 入金・出金手数料はどちらが負担するか
- 使いたい注文方法と取引ツールに対応するか
FXTF・ヒロセ通商・JFXの最小取引単位、注文方法、MT4・MT5対応とPR公式導線は1,000通貨対応口座の比較にまとめています。初回入金額だけで選ばず、実際に出したい注文まで通るかを確認してください。
まとめ
- FXTF MT4とOANDA証券は初回入金額の条件なし
- ヒロセ通商とJFXは初回入金1万円以上
- OANDAは初回入金の下限はないが、ダイレクト入金は1万円以上
- 初回入金の最低額、必要証拠金、値下がりに耐える運用資金は別
- ドル円150円・1,000通貨・証拠金率4%なら必要証拠金は概算6,000円
- 実口座は2026年に3回・合計60万円を追加し、最低額だけで運用していない
- 申込・入金前に各社公式の最新条件と当日の必要証拠金を確認する
