先に答え
ドル円では、一般に1pips=0.01円(1銭)です。
したがって、1pips動いたときの損益は次のとおりです。
| 取引数量 | 1pipsの損益 |
|---|---|
| 1,000通貨 | 10円 |
| 1万通貨 | 100円 |
| 10万通貨 | 1,000円 |
覚え方は単純で、取引数量 × 0.01円です。
いくらから始められるかは最小取引単位で決まります。1万通貨単位の口座だと、ドル円157円なら 1本で約6万円の証拠金が要ります。1,000通貨単位ならその10分の1です。この記録と同じ 1,000通貨から発注できる国内口座にはFXTF
やヒロセ通商(LION FX)
があります。
1pips・10pips・50pips・100pipsの早見表
ドル円またはクロス円を前提にした損益の概算です。
| 値幅 | 1,000通貨 | 1万通貨 | 10万通貨 |
|---|---|---|---|
| 1pips(1銭) | 10円 | 100円 | 1,000円 |
| 10pips(10銭) | 100円 | 1,000円 | 10,000円 |
| 50pips(50銭) | 500円 | 5,000円 | 50,000円 |
| 100pips(1円) | 1,000円 | 10,000円 | 100,000円 |
買いポジションなら上昇でプラス、下落でマイナスです。売りポジションは逆になります。 スプレッド・スワップ・手数料はこの表に含めていません。
計算式
円が決済通貨になるドル円・ユーロ円・ポンド円などでは、一般的な計算式は次の形です。
損益 = 獲得pips × 取引数量 × 0.01円たとえばドル円を1万通貨持ち、50pips(50銭)動いた場合は、
50pips × 10,000通貨 × 0.01円 = 5,000円です。
OANDA証券の公式解説でも、円絡みの通貨ペアはこの計算式で示され、 1,000通貨なら1pipsで10円、1万通貨なら100円という早見表が掲載されています。
1Lotなら1pipsはいくらか
「1Lot=何通貨か」を先に確認しないと答えられません。
MT4・MT5では1Lot=10万通貨として扱う口座が多く、その場合はドル円の1pipsが1,000円です。 一方、国内FXには1Lot=1,000通貨や1万通貨とする会社もあります。
| 1Lotの定義 | ドル円1pipsの損益 |
|---|---|
| 1,000通貨 | 10円 |
| 1万通貨 | 100円 |
| 10万通貨 | 1,000円 |
注文画面の「Lot」という文字だけで判断せず、実際の通貨数を見てください。
ユーロドルでは同じ答えにならない
この早見表は、ドル円など右側が円の通貨ペアを前提にしています。
ユーロドルのように右側が米ドルの通貨ペアでは、一般に1pips=0.0001ドルです。 円換算額はその時点のドル円レートでも変わるため、「1万通貨なら常に100円」とは言えません。
また、FX会社によってはpipの呼び方や表示桁が異なる場合があります。 取引前に使っている会社の定義を確認してください。
1,000通貨を基準にすると損失を読める
このサイトの実口座は、主に1,000〜3,000通貨で発注しています。 1,000通貨ならドル円が50pips逆行したときの損益は−500円です。
ただし10本持っていれば合計は−5,000円、数量を3,000通貨に増やせば1本で−1,500円になります。 1注文の損益だけでなく、保有本数と総通貨数まで見る必要があります。
pipsから口座条件まで確認する
同じpipsでも、最小発注単位が1万通貨の口座では損益が大きくなります。 少額で値動きを確認したい場合、1,000通貨から発注できるかは口座選びの条件になります。
まとめ
- ドル円の1pipsは一般に0.01円
- 1,000通貨なら10円、1万通貨なら100円、10万通貨なら1,000円
- 1Lotの通貨数は会社によって違うので、Lot名だけでは金額を決められない
- 円を含まない通貨ペアは換算方法が違う
- 複数ポジションでは、1注文ではなく総通貨数で損益を見る
計算結果は概算です。実際の損益は取引画面を優先してください。投資助言ではなく、判断材料の整理です。
