結論:MT5の通知は3種類を分けて設定する

MT5からスマホへ届く通知は、全部が同じ経路ではありません。最初に次の3種類へ分けると迷いません。

欲しい通知主な設定場所何を知らせるか
PC版MT5の取引通知PC版「ツール→オプション→通知」成功した発注・変更・約定・決済など
価格アラートPC版「ツールボックス→アラート」Bid・Ask・時刻など、指定条件への到達
ブローカーの取引通知スマホ版の口座設定注文・取引・入出金など。対応範囲は業者次第

PC版から送る場合は、スマホ版MT5に表示されるMetaQuotes IDをPC版へ登録します。価格アラートをスマホへ送る場合も、アラートの通知方法をプッシュ通知にします。

ただし、通知は注文そのものではありません。通知が来なかったから約定していない、通知が来たから希望価格で必ず成立した、と判断せず、MT5の注文・取引・口座履歴を正本にします。

MetaQuotesのプラットフォーム設定公式ヘルプAndroid版メッセージ公式ヘルプを基に、設定と限界を順に確認します。

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この記録はMT5で取っています。MetaTraderは国内では扱う会社が限られ、MT4対応はFXTF、独自ツールならヒロセ通商(LION FX)という選び方になります。 サーバー時間や取引時間の区切りは会社ごとに違うので、明細の読み方も変わります。

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検索需要は「通知設定」「スマホ」「約定・決済」に分かれる

2026年8月21日にGoogleの検索候補を確認すると、次の需要がありました。

  • MT5 通知設定
  • MT5 通知 iPhone
  • MT5 通知 スマホ
  • MT5 プッシュ通知
  • MT5 スマホ 約定 通知
  • MT5 スマホ 決済 通知
  • MT5 アラート設定
  • MT5 アラート スマホ

「通知をオンにする」だけでは、価格アラートと約定通知のどちらを欲しいのかが曖昧です。この記事では、目的別に設定場所を分け、最後に通知が来ない時の確認順をまとめます。

スマホ版の注文操作はMT5スマホ版の使い方、PC・スマホの公式入手先はMT5のダウンロード方法で扱っています。

MetaQuotes IDとは

MetaQuotes IDは、MT5のプッシュ通知を受け取る端末ごとの識別子です。電話番号や取引口座番号ではありません。

MetaQuotesのAndroid版プッシュ通知公式ヘルプでは、MT5アプリのインストール時に端末へ一意のMetaQuotes IDが割り当てられ、PC版MT5やMQL5.communityから通知を送る宛先として使うと説明しています。アプリが起動していなくても、端末が通信できればプッシュ通知を受け取れます。

IDはパスワードではありませんが、第三者が知ればその端末宛てにメッセージを送る用途へ使われます。記事、画像、SNSへ不用意に公開しません。

iPhoneで確認する

MetaQuotesのiPhone版メッセージ公式ヘルプでは、メッセージ画面の下部にIDが表示されると案内しています。IDが出ない場合は、iPhoneの「設定→通知→MetaTrader 5」で通知許可を確認します。

Androidで確認する

Android版では、メッセージ画面上部のMQIDから確認します。端末側でMT5の通知を許可し、通信できる状態にします。

機種変更や再インストールではIDが変わる可能性があります。古いIDをPC版へ残したままにせず、新端末のIDでテストし直します。

PC版MT5から取引通知を送る手順

1. スマホ版でMetaQuotes IDを控える

文字列を目視で写すと間違えやすいため、コピーできる場合はコピーします。前後の空白や全角記号を混ぜません。

2. PC版で通知設定を開く

PC版MT5の「ツール→オプション→通知」を開きます。

3. プッシュ通知を有効にする

「プッシュ通知を有効にする」に相当する項目をオンにし、MetaQuotes IDを入力します。MetaQuotes公式では、最大4つのIDをコンマ区切りで指定でき、すべての端末へ同時送信できると案内しています。

4. テスト通知を送る

テスト機能でスマホへ届くか確認します。ここで届かなければ、実取引を待たずに設定を直します。

5. 取引処理の通知を選ぶ

約定や決済などを受けたい場合は「トレード処理を通知する」に相当する項目をオンにします。

重要な制限があります。MetaQuotes公式は、成功した取引操作を自動通知できる一方、誤ったパラメータなどで拒否された失敗操作は通知されないと説明しています。「通知が来ない=注文操作自体がなかった」とは限りません。PC版の「エキスパート」「操作ログ」「取引」も確認します。

価格アラートをスマホへ送る手順

1. ツールボックスのアラートを開く

PC版MT5の「ツールボックス→アラート」を開き、新規アラートを作成します。MetaQuotesの取引実行・アラート公式ヘルプでは、Bid・Ask・時刻などを条件にできます。

2. 銘柄と条件を指定する

ドル円なら、口座で使う正確な銘柄名を選びます。業者によって末尾記号が付く場合があるため、別銘柄を選ばないようにします。

  • Bid > 指定値:買値が指定値以上
  • Bid < 指定値:買値が指定値以下
  • Ask > 指定値:売値が指定値以上
  • Ask < 指定値:売値が指定値以下

チャートで見える価格と、通知条件のBid・Askを混同しません。スプレッドがあるため、同じ時刻でも差があります。

3. 通知方法をプッシュにする

アクションをプッシュ通知に設定し、間隔と繰り返し回数を決めます。短い間隔で大量に送らないようにします。MetaQuotes公式では、送信数に0.5秒あたり1件、1分あたり10件以下の制限があります。

4. PCまたはVPSを稼働させる

PC版で作ったアラートは、条件を監視するMT5が動いている必要があります。PCを閉じるなら、アラートやEAを動かす環境をMT5のVPS設定へ移す必要があります。

スマホに通知を受ける機能と、条件を監視するPC版MT5の稼働は別です。スマホアプリが受信できても、送信元が停止していれば価格条件を判定できません。

スマホ版の「取引通知」はブローカー依存

MetaQuotesのAndroid版口座公式ヘルプでは、対応する口座で取引通知を有効にすると、ブローカーのサーバーから注文・取引・入出金などの情報が配信される場合があると説明しています。

ただし、通知内容はブローカー設定に依存し、機能自体を無効にしている場合もあります。また、口座ごとに有効化し、複数端末では最後に接続した端末へ送られる仕様が案内されています。

この経路は、PC版からMetaQuotes IDへ送る通知とは別です。ボタンが出ない、通知項目が少ない場合は、利用業者のMT5仕様を確認します。

通知が来ない時の確認順

1. 端末OSの通知許可

iPhone・Androidの設定で、MetaTrader 5の通知を許可します。集中モード、省電力、バックグラウンド制限、通知の要約も確認します。

2. MetaQuotes IDの一致

スマホに表示されたIDとPC版の登録値を一文字ずつ照合します。機種変更後は新IDへ更新します。複数IDは半角コンマで分けます。

3. PC版からテスト送信

テストが届くか確認します。届かなければ、価格条件やEAより前の通信・宛先設定に問題があります。

4. MT5の接続状態

PC版が取引サーバーへ接続できているか、右下の通信表示と操作ログを確認します。MT5へログインできない原因も参照できます。

5. アラートが有効か

アラートの銘柄、Bid・Ask条件、期限、繰り返し回数、通知方法を確認します。条件が一度成立して停止済みになっていないかも見ます。

6. PC・VPSが動いているか

ローカルPCがスリープしていないか、VPSへ最新設定を移行したか、VPSログにエラーがないかを確認します。

7. 通知経路を取り違えていないか

ブローカー通知、PC版取引通知、価格アラート、EAのSendNotificationは別です。どの経路を設定したかを一つずつテストします。

通知だけでは防げないこと

  • 注文拒否:成功操作だけの自動通知では、失敗が届かない場合がある
  • スリッページ:通知は成立価格の記録であり、指定値成立の保証ではない
  • 通信断:送信側または受信側の接続が切れれば遅延・欠落し得る
  • 二重発注:通知を見て手動発注する前に、すでにEAが注文していないか確認する
  • ロスカット:通知設定は証拠金管理や損失制限の代わりにならない
  • 口座履歴:通知を消しても、正式な確認先はMT5の取引・口座履歴・レポート

このサイトでは、2026年8月21日15:32時点で保有9本、未約定19本、確定損益+91,947円、含み損益-20,037円を明細から公開しています。通知の有無ではなく、MT5の取引履歴の見方指値の有効期限で残っている注文を照合します。

PCを閉じる前の通知チェックリスト

  • スマホOSでMT5通知を許可した
  • MetaQuotes IDを新端末の値で登録した
  • PC版のテスト通知が届いた
  • 取引通知と価格アラートの目的を分けた
  • アラートの銘柄、Bid・Ask、価格、期限を確認した
  • PCを閉じる場合は監視環境をVPSへ移行した
  • VPSログまたはPC版ログで起動を確認した
  • 成功通知だけを注文失敗の監視に使っていない
  • スマホ通知後にMT5の取引・履歴を読み戻す
  • 通知がなくても証拠金維持率を定期確認する

まとめ

  • MT5の通知は、PC版取引通知・価格アラート・ブローカー通知を分ける
  • PC版からスマホへ送る宛先はMetaQuotes ID
  • iPhone・Android側でもMT5の通知許可が必要
  • PC版の取引通知は成功操作が中心で、失敗操作は通知されない
  • 価格アラートはBid・Askの条件と銘柄を確認する
  • PC版で条件を監視するならPCまたはVPSの稼働が必要
  • ブローカー通知の対応範囲は口座ごとに異なる
  • 通知は注文・約定・口座履歴の代わりではない

この記事は2026年8月21日時点のMetaQuotes公式情報と、このサイトのMT5実口座データを基にしています。画面名、通知項目、ブローカー対応、OS側の通知設定は更新されるため、利用時の公式ヘルプと端末画面を確認してください。