この記事について
MT5の時刻・指値注文・決済も含めて確認する場合は、MT5使い方ガイドから進めます。
「MT5はスマホだけで使えるのか」「PCで置いた注文はスマホからどう見えるのか」に答えます。
先に結論です。見る・置く・閉じるはスマホで全部できます。できないのはEAの稼働と、この記録で使っているレポート出力です。
この記録はMT5で取っています。MetaTraderは国内では扱う会社が限られ、MT4対応はFXTF
、独自ツールならヒロセ通商(LION FX)
という選び方になります。 サーバー時間や取引時間の区切りは会社ごとに違うので、明細の読み方も変わります。
スマホでも「指値+決済指値」を同時に置ける
PC版の手順は指値注文のやり方に書きましたが、スマホ版でも同じことができます。OANDA証券の公式解説(iPhone版)では、注文の種類がこう説明されています。
「Buy Limit(買い指値)」、「Sell Limit(売り指値)」、「Buy Stop(買い逆指値)」、「Sell Stop(売り逆指値)」、「Buy Stop Limit(買いのストップリミット)」、「Sell Stop Limit(売りのストップリミット)」から選択します
決済注文の同時設定も同じ画面です。
新規の注文に併せてストップロス(損切り)、テイクプロフィット(利益確定)の注文を発注する場合は、この部分に価格を入力します
つまりこの口座がPCでやっている「買い指値+決済指値を1画面で置く」は、スマホでもそのまま再現できます。
注文画面の出し方は3経路あります(公式解説より)。
1. 気配値画面で通貨ペアをタップ →「トレード」 2. チャート画面をタップ →「トレード」 3. 「トレード」画面右上の「+」
PCで置いた注文は、スマホから同じに見える
注文はどの端末にも保存されていません。MT5のサーバー側にあります。同じ口座でログインすれば、PCで置いた指値も保有中の玉も、スマホから同じものが見えます。逆も同じです。
この実口座の保有玉は、すべてPC版で置いたものです。決済指値(TP)付きのまま、どの端末から開いても同じ形で表示されます。
端末の電源とも無関係です。この口座の最長保有は37.9日ですが、その間PCを点けっぱなしにしていたわけではありません。指値も決済指値も、端末が消えていてもサーバーが執行します(指値注文のやり方)。
だから「外出中に約定したらどうしよう」という心配は、仕組みの上では不要です。決済指値まで置いてあれば、スマホを見ていなくても予約どおりに閉じます。
決済もスマホでできる
保有中のポジションを成行で閉じる操作も、スマホのポジション一覧からできます。手順の考え方はPC版と同じで、MT5の決済方法に書いた注意点——決済指値で既に閉じている玉を二重に操作しない——もスマホで同じです。
スマホでできないこと
1. EAを動かすこと
自動売買(EA)はスマホアプリでは動きません。EAはPC版のMT5が起動している間だけ判断するので、動かし続けるにはPCかVPSが要ります(EA化の設計)。
手動の指値運用なら、この制約はほぼ効きません。上に書いたとおり、置いた注文はサーバーが執行するからです。EAとの違いはここです。
2. この記録で使っているレポート出力
この口座の集計は、MT5の口座履歴からXLSX形式で書き出したレポートが正本です。その書き出し手順はPC版のものです(レポートで最初に見る5つの数字)。スマホでも履歴の確認はできますが、この記録と同じ検算をするならPCが要ります。
この口座での使い分け
参考までに、この記録の運用でのPCとスマホの役割分担です。
| やること | 端末 |
|---|---|
| 買い指値+決済指値を置く | PC(スマホでも可能) |
| 保有玉と含み損の確認 | どちらでも同じものが見える |
| 決済(通常は決済指値が自動で執行) | サーバー側 |
| レポート出力・集計 | PC |
スマホだけでも運用は成立しますが、この記録の検算まで再現するにはPCが1台要る、というのが実際のところです。
まとめ
- スマホ版MT5でも指値6種類+決済指値の同時設定ができる(公式解説で確認)
- 注文はサーバー側にある。PCで置いてもスマホで置いても、同じものがどの端末からも見え、端末の電源と無関係に執行される
- できないのはEAの稼働とXLSXレポート出力
- 迷ったら:見る・置く・閉じるはスマホ、集計はPC
過去の実績であり、将来を保証するものではありません。投資助言ではなく、個人の記録です。
