結論:3社とも「過去の値動きから予想する」参考ツール
「未来予測チャート」と呼ばれるツールは、3社でそれぞれ名前と中身が少し違います。公式情報で確認できた内容は次のとおりです(2026年9月28日確認)。
| 項目 | JFX「未来予測チャート」 | ヒロセ通商「さきよみLIONチャート」 | FXTF「未来チャート」 |
|---|---|---|---|
| 中身 | テクニカル分析を自動で行う「売買シグナル」と、過去のデータから値動きを予想する「予測チャート」 | 今のチャートと似た形を過去から自動で探し、近似率の高い3つを予測チャートとして表示。7種類のテクニカル指標で4種類のシグナル(売・買・売継続・買継続)とテクニカルランキング | 過去の値動きから未来の値動きを予測。売買シグナル(シグナルパネル)、1分足対応、チャート上に損益pipsを表示、取引チャンスのある通貨ペアのランキング |
| 使う場所 | PC版は上部の「チャート」→「未来予測チャート」。スマホは専用アプリ | LION FXの取引画面内と、スマホアプリ | マイページのバナーか、GXウェブブラウザ版のメニュー(バーチャル取引からは不可)。スマホは「FXTF未来チャート」アプリ |
| 注意点 | — | 値動き・判断を保証するものではないと明記 | 取引システムのレートとは一致しない。内容の正確性を保証しないと明記 |
どれも「ここで売買」という目安を出してくれますが、公式は将来の値動きや判断を保証していません。
この記録はMT5で取っています。MetaTraderは国内では扱う会社が限られ、MT4対応はFXTF
、独自ツールならヒロセ通商(LION FX)
という選び方になります。 サーバー時間や取引時間の区切りは会社ごとに違うので、明細の読み方も変わります。
ヒロセ通商「さきよみLIONチャート」:似た形を過去から3つ探す
ヒロセ通商の公式ページによると、さきよみLIONチャートは、過去のデータから直近のチャートと同じような値動きを自動で見つけ出し、先の動きを予想します。
- 現在のチャートと似た過去のチャートを、一致率が高い順に「第1〜第3近似」として表示する
- 7種類のテクニカル指標をもとに、「売シグナル」「買シグナル」「売継続シグナル」「買継続シグナル」の4種類を表示する
- 通貨ペア・時間足ごとの売買の傾向を「テクニカルランキング」で並べる
公式は、この情報は投資の判断を促すものではなく、生じた損害に責任を負わないとしています。
JFX「未来予測チャート」:売買シグナルと予測チャート
JFXの公式FAQは、未来予測チャートを「テクニカル分析を自動で行い、相場のトレンドがすぐにわかる『売買シグナル』と、過去のデータから未来の値動きを予想する『予測チャート』」を見られる機能と説明しています。
- .NET版・Mac版・新Java版:画面上部の「チャート」→「未来予測チャート」
- iPhone・Android:未来予測チャートのアプリを別にインストールする
JFXのほかのチャート(MATRIXチャート、MT5、TradingView)との違いはJFXのメリット・デメリットやJFXのMT5チャートの使い方にまとめています。
FXTF「未来チャート」:レートは取引システムと一致しない
FXTFの公式ページによると、FXTF未来チャートは「過去の値動きから未来の値動きを予測するツール」で、売買シグナルがチャート上に表示されます。注意点が2つあります。
- レートが違う:配信元が異なるため、未来チャートのレートは取引システムのレートと一致しない(免責事項では、FXTF MT4デモの配信レートを使っていると説明)
- 使える場所:マイページのサイドバーの「FXTF未来チャート 情報サイト表示」バナーか、GXウェブブラウザ版のメニュー「未来チャート」から。GXのバーチャル取引(デモ)からは使えない。スマホは「FXTF未来チャート」アプリ(無料)
よくある質問によると、予測は時間足の設定に関係なくすべての時間足で1分ごとに自動更新されます。使えるのはFXTFで口座を開設している会員で、アプリのログインIDはお客様番号(MT4のログインIDではない)、パスワードはマイページ・FXTF GX・FXTF MT4と共通です。
免責事項には、内容の正確性・完全性を保証しないこと、情報の知的所有権はバルテス・ソリューションズ&AI株式会社にあることが書かれています。
ヒロセ通商とJFXの「転換点」は後から移る
ヒロセ通商とJFXのチャートには、高値・安値に印が付く「転換点」表示があります。仕組みは2社とも同じで、公式FAQは次のように説明しています。
- 直近のローソク足20本を見て、その中の最高値(最安値)に転換点を表示する
- それより高い(安い)レートが出ると、表示が新しい高値(安値)へ移る
- ヒロセ通商の説明では、反対側の転換点(高値のあとの安値など)が表示された時点で、前の転換点が確定する
JFXの公式FAQも、転換点は「直近の高値・安値を見やすくするために後付けで表示しているもの」で、テクニカル指標とは違うと明記しています。確定前の転換点は動くため、過去のチャートを見ると高値・安値でぴったり当たっているように見えます。売買のサインとしてではなく、山と谷を見やすくする目安として使うものです。
転換点アラートを止める
転換点が出た時に音やメッセージで知らせる「転換点アラート」は、止めることもできます。
- ヒロセ通商:チャート上で右クリック →「各種表示設定ON/OFF設定」→「転換点アラート表示」のチェックを外して「決定」
- JFX(新Java版):チャート上で右クリック →「転換点アラート」で設定
勝率を当てにしない理由
「未来チャート 勝率」「評判」と検索されることがありますが、3社の公式情報で勝率を示したものは確認できませんでした。ヒロセ通商とFXTFは、値動きや内容の正確性を保証しないと明記しています。
予測チャートは、過去に似た形があった時の値動きを並べるものです。同じ形から逆の方向へ動くこともあり、シグナル通りに取引しても損失が出ることはあります。このサイトは、これらのツールの成績を検証していません。損切りの置き方はヒロセ通商の損切り設定とJFXの損切り設定を参考にしてください。
このサイトの実績は予測ツールを使ったものではない
このサイトの成績はOANDA証券のMT5口座で、決めた値幅で買いの指値を並べるグリッド運用で取っています。未来予測チャートやシグナルを使った取引の記録ではありません。この記事は3社の公式情報を整理したものです。
まとめ
- JFX「未来予測チャート」、ヒロセ通商「さきよみLIONチャート」、FXTF「未来チャート」は、どれも過去の値動きから先を予想し、売買シグナルを出す参考ツール
- さきよみLIONチャートは、今と似た形を過去から探し、近似率の高い3つを予測チャートとして表示する
- FXTF未来チャートのレートは取引システムと一致しない。GXのバーチャル取引からは使えない
- ヒロセ通商・JFXの転換点は直近20本で判定し、高値・安値が更新されると後から移る
- 公式は勝率を示しておらず、予想の正確さも保証していない
この記事は2026年9月28日時点で、JFX公式のよくある質問(未来予測チャート・転換点)、ヒロセ通商公式の「さきよみLIONチャート」ページとよくある質問(転換点)、FXTF公式の「FXTF未来チャート」ページを確認して作成しました。
