結論:ヒロセ通商・JFXは登記簿不要、FXTFは原本を郵送

3社の公式サイト・よくある質問で確認した法人口座の条件を並べます(2026年9月28日確認)。

項目ヒロセ通商(LION FX)JFX(MATRIX TRADER)FXTF
開設できる法人国内に本店登記、資産200万円以上(資本金の基準なし)。合同会社も可国内に本店登記、法人資産200万円以上(資本金の条件なし)。合同会社も可日本法に基づく法人で、国内に本店または支店の登記がある。15項目の受付基準あり
法人の書類送付不要(登記情報提供サービスで確認)送付不要(登記情報提供サービスで確認)登記簿謄本(履歴事項全部証明書)と法人の印鑑証明書の原本(到着時に発行から6か月以内)、法人番号の印刷など
人の書類取引担当者の本人確認書類取引担当者の本人確認書類代表者と取引担当者(実質的支配者も)の本人確認書類のコピー
開設までの日数最短当日、通常1〜2営業日FAQに日数の記載なし書類到着後1〜2週間(スマホでスピード開設は使えない)
IDの受け取り法人住所にユーザーID、担当者の住所にパスワード(転送不要郵便)法人住所に口座番号、担当者の住所にパスワード(転送不要郵便)法人住所にID・パスワード(転送不要の簡易書留)。担当者の住所に確認書
レバレッジ毎週見直し。毎週月曜に翌週分を公表為替リスク想定比率に基づき毎週見直し、通貨ペアごとに違う上限50倍(取引証拠金率2%)。毎週見直し

法人口座をすぐに使い始めたいならヒロセ通商かJFX、MT4で発注したい・EAを使いたいならFXTF(法人口座でもFXTF MT4を使える)という分け方になります。

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必要書類を揃えたら、次に確認するのは最小取引単位と取引ツールです。1,000通貨から始められる国内口座にはFXTFやヒロセ通商(LION FX)があります。 申込前に、各社の公式画面で最新の必要書類・取引条件・リスク説明を確認してください。

FXTFの公式サイトを見るヒロセ通商の公式サイトを見るJFXの公式サイトを見る

開設できる法人の条件

ヒロセ通商・JFX:資産200万円以上、国内に本店登記

ヒロセ通商とJFXの公式FAQは、条件をほぼ同じ言葉で案内しています。

  • 資本金の基準はない
  • 資産(法人資産)が200万円未満の法人は開設できない
  • 日本国内に本店登記がない法人(海外に本社がある外国企業など)は開設できない
  • 合同会社でも開設できる

ヒロセ通商は、法人名義で登録する銀行口座について、代表者個人名義の口座は登録できず、法人名義の口座が必要と案内しています。入金も登録名義と同じ名義からだけ反映され、取引担当者の個人名義で法人口座に入金することはできません。法人口座を持ったまま、代表者や担当者が個人口座を申し込むこともできます。

FXTF:15項目の受付基準

FXTFは「法人取引口座開設の申込み受付基準」(PDF)で15項目を定め、すべてを満たす法人の申込みを受け付けています。主な項目は次のとおりです。

  • 日本に本店または支店などが登記されていて、登記上の住所で郵便物を受け取れる
  • 取引の権限を持つ役員または正社員を「取引担当者」に選ぶ。取引担当者は日本の居住者(国籍は問わない)で、日本語で意思疎通ができる
  • 同じ代表者・同じ取引担当者の法人口座は1つだけ
  • 全国銀行協会に加盟する金融機関に、居住者の円預金口座がある
  • 法人として取引を管理する体制が整っている

FXTFは個人事業主を法人として扱わないと明記しています。法人口座は原則として取引担当者以外は取引できず、FXTFからの連絡も取引担当者あてです。

必要書類の違い

ヒロセ通商とJFXは、法人の情報を「登記情報提供サービス」で自社が確認するため、登記簿謄本を送る必要はありません。送るのは取引担当者の本人確認書類です。個人口座で使える本人確認書類はヒロセ通商の必要書類・JFXの必要書類にまとめています。

FXTFは、申込み受付メールが届いたあとに次の5点を郵送します。

1. 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)の原本(到着時に発行から6か月以内) 2. 法人の印鑑証明書の原本(到着時に発行から6か月以内) 3. 会社代表者と取引担当者の本人確認書類のコピー(顔写真ありなら1点、顔写真なしなら2点) 4. 国税庁の法人番号公表サイトで出した法人番号の記載ページの印刷、または法人番号指定通知書のコピー 5. 特定取引に関する届出書

取引担当者が代表者と違う場合は、委任状も必要です。郵送料は申込者の負担で、提出した書類は返却されません。

レバレッジ:3社とも毎週見直し

個人口座のレバレッジは最大25倍ですが、法人口座のレバレッジは、金融先物取引業協会が毎週算出する「為替リスク想定比率」をもとに各社が決めます。そのため週ごと・通貨ペアごとに変わります。

  • ヒロセ通商:ほとんどの通貨ペアで法人口座の方が1Lotあたりの必要証拠金が少なく、25倍以上のレバレッジをかけられる。毎週月曜日に翌週の最大レバレッジを「ヒロセニュース」で公表。必要証拠金以外の取引条件は個人口座と同じ
  • JFX:為替リスク想定比率に基づき毎週見直し、通貨ペアごとに違う。法人の証拠金は「JFXニュース」と取引画面のお知らせに掲載
  • FXTF:上限は50倍(取引証拠金率2%)。為替リスク想定比率で計算した証拠金以上になるよう設定し、原則として週末のメンテナンス時間に更新

FXTFのFAQにある例では、証拠金50万円・ドル円145円で、個人口座(25倍)は約8万通貨、法人口座(50倍)は約17万通貨まで取引でき、1円の値動きでの損益は8万円と17万円です。レバレッジが上がるほど、不利な方向に動いた時の損失も大きくなります。証拠金維持率とロスカットの考え方はFXの証拠金維持率の目安にまとめています。

FXTFの法人口座で使えるサービス

FXTFの法人口座では、FXTF GX(FX・商品CFD・暗号資産CFD)、FXTF MT5(商品CFD・暗号資産CFD)、FXTF MT4で取引できます。ノックアウトオプションは個人口座だけです。FXTF MT4でできることはFXTF MT4は何ができる?にあります。

税金は法人税

JFXの公式FAQは、法人口座の利益には「法人税」の税率で課税され、原則として定款に定めた事業年度が課税期間になると案内しています。個人のFXの税金(申告分離課税)とは扱いが違います。個人の税金はFXの税金の計算を参考にしてください。

このサイトの実績は3社のものではない

このサイトの成績はOANDA証券の個人のMT5口座で取っており、3社の法人口座で取引した記録ではありません。この記事は3社の公開情報を整理したものです。

まとめ

  • 3社とも法人口座を開設できる。ヒロセ通商・JFXは「資産200万円以上・国内に本店登記」、FXTFは15項目の受付基準(個人事業主は対象外)
  • ヒロセ通商・JFXは登記簿謄本の送付が不要。FXTFは登記簿謄本と印鑑証明書の原本(発行から6か月以内)を郵送する
  • 開設日数はヒロセ通商が最短当日・通常1〜2営業日、FXTFは書類到着後1〜2週間
  • レバレッジは3社とも為替リスク想定比率をもとに毎週見直し。FXTFの上限は50倍
  • 法人口座の利益には法人税がかかる

この記事は2026年9月28日時点で、ヒロセ通商・JFXの公式よくある質問(法人口座)、FXTF公式の「法人口座開設について」のページ・法人取引口座開設の申込み受付基準・よくある質問(法人口座のレバレッジ・サービス)を確認して作成しました。