結論:マイページから1分足CSVを取得する
FXTF MT4では、2012年1月3日以降の実際の価格データをCSV形式で取得できます。
取得する場所はMT4の「ダウンロード」ボタンではなく、FXTFのマイページです。公式のヒストリカルデータ案内は、マイページの「チャートデータ」から通貨ペアを選び、zipファイルを保存してCSVを取り出す手順を案内しています。
ただし、古いデータへそのまま上書きすると重複や不整合が起きる可能性があります。安全な順番は次のとおりです。
1. 必要な既存データをバックアップする 2. MT4でデータフォルダを開く 3. MT4を閉じる 4. 対象サーバーの履歴データを削除する 5. MT4を再起動する 6. ヒストリーセンターからCSVをインポートする 7. 1分足と最古日を確認する
この記事では、ダウンロードとインポートを分けて説明します。
MT4の表示や注文仕様は、利用するFX会社とコースによって違います。この記事では2012年からの1分足BIDデータと、安全なCSVインポート手順を公式情報で確認しました。 最新条件とリスク説明はFXTFの 公式画面で確認してください。
取得できるデータの中身
FXTF公式がマイページから提供しているのは、次のデータです。
| 項目 | 公式仕様 |
|---|---|
| 形式 | CSV |
| 最小時間足 | 1分足 |
| 価格 | 売値(BID) |
| 値 | 始値・高値・安値・終値の四本値 |
| 開始時期 | 2012年1月3日以降 |
| 取得場所 | FXTFマイページの「チャートデータ」 |
「1分足」と「BID」は重要です。CSVにAsk価格が含まれるとは案内されていないため、スプレッドや買い注文の実際の約定を、このデータだけで完全に再現できるとは限りません。
1分足から5分足や1時間足など、より長い時間足を作ることはできます。公式案内は、標準にはない3時間足なども作成可能としています。
2015年6月29日前後で時刻の基準が違う
長期間の検証では、日付だけでなく時刻の基準を確認します。
FXTF公式によると、チャートデータの時間表示は次のように分かれます。
- 2015年6月29日以降:GMT+3(夏時間)/GMT+2(冬時間)
- 2015年6月29日より前:日本時間
つまり、2012年から現在までを一続きのCSVとして扱う時、全期間が同じタイムゾーンではありません。
時間帯で売買するEAや、特定のローソク足の本数を前提にするインジケーターでは、この境界を無視すると検証時刻がずれます。FXTFも、ローソク足の数やタイムゾーンを基準にプログラムされたEA・インジケーターは設定変更が必要になる可能性があると注意しています。
マイページからダウンロードする手順
公式ページの流れは次のとおりです。
1. FXTFのマイページへログインする 2. 左側メニューの「チャートデータ」を開く 3. ダウンロードしたい通貨ペアを選ぶ 4. zipファイルをPCへ保存する 5. zipファイルを展開してCSVを取り出す
マイページからの取得は会員向けです。FXTF MT4口座をまだ申し込んでいない場合は、先にFXTF MT4口座の開設方法でGX口座との違いを確認します。
ブラウザによってzipの保存場所や自動展開の挙動が違います。CSVが見つからない場合は、再ダウンロードを繰り返す前にブラウザのダウンロード履歴と保存先を確認します。
先に既存データを削除する理由
FXTF公式は、`history`フォルダにチャートデータが残った状態で過去データをインポートすると、データが二重で追加され、不整合が発生すると案内しています。
ただし、削除操作では過去に自分でインポートしたデータや、オフラインチャートから表示するデータも消えます。残したいデータがある場合は、必要なファイルだけ残すか、別の場所へバックアップします。
削除対象は、ライブ口座なら`history`内の`FXTF-Live`です。デモ口座を使っている場合は`FXTF-Demo`を開きます。
フォルダ名を見ずに`history`全体を消すのではなく、利用中のサーバーと保全対象を確認してから操作します。
MT4を閉じてから削除する
削除の順番には理由があります。
1. MT4を起動する 2. 「ファイル」から「データフォルダを開く」を選ぶ 3. `history`→`FXTF-Live`を開く 4. フォルダを開いたままMT4を閉じる 5. フォルダ内の対象データを削除する 6. MT4を再起動する
FXTF公式は、チャートデータがMT4終了時に生成されるため、MT4を閉じる前に削除すると、終了処理でデータが復活する場合があると説明しています。
「削除したのに戻った」という時は、削除失敗ではなく順番が逆だった可能性があります。
ヒストリーセンターへCSVを取り込む
既存データを整理したら、MT4へCSVをインポートします。
1. FXTF MT4 PCインストール版を起動する 2. 「ツール」→「ヒストリーセンター」を開く 3. 左側の`Forex(-cd)`を展開する 4. 対象通貨ペアの1分足を選ぶ 5. 「インポート」を押す 6. 「参照」からマイページで取得したCSVを選ぶ 7. 表示された過去データを確認して「OK」を押す
公式資料は、FXTF MT4の標準コースでは、ヒストリーセンターの「ダウンロード」ボタンからMetaQuotes社のデータを取得できないと案内しています。FXTFの実際の価格データを使う場合は、マイページのCSVを選びます。
取り込み後の確認方法
インポートが終わったら、成功したと思い込まずチャートで確認します。
1. 取り込んだ通貨ペアのチャートを開く 2. 1分足へ切り替える 3. Auto Scrollをオフにする 4. キーボードの`Home`キーを長押しする 5. 取得した最古のローソク足まで移動できるか確認する
Auto Scrollがオンのままだと最新足へ戻るため、過去データを確認しにくくなります。
ファストナビゲーションボックスへ`2012.01.03`のように日付を入力して移動する方法も公式ページで案内されています。通貨ペアによって提供開始時期が異なるため、全銘柄で必ず同じ日まで遡れるとは限りません。
最大バー数を増やしすぎると重くなる
長い履歴を見たいからといって、「ヒストリー内の最大バー数」と「チャートの最大バー数」へ極端に大きな値を入れるのは安全ではありません。
FXTF公式は、`9999999999999…`のように大きくすると、多くのデータを読み込むためMT4がフリーズしたり、動作が重くなったりする場合があると注意しています。
- ヒストリー内の最大バー数:MT4に保存するローソク足数
- チャートの最大バー数:MT4起動時に表示するローソク足数
必要な検証期間とPC性能に合わせて調整します。画面が重い場合は、データ破損と決めつける前に最大バー数を見直します。
バックテストで分かること・分からないこと
ヒストリカルデータは、過去の値動きでルールを検証する材料です。ただし、好成績が将来の利益を保証するものではありません。
特に次の差は残ります。
- CSVはBIDの1分足四本値で、全ティックやAskの完全な再現ではない
- 実際のスプレッドは時間帯や相場状況で変わる
- スリッページ、注文拒否、通信遅延は過去の四本値だけでは再現しきれない
- 2015年6月29日前後でタイムゾーンが変わる
- 外部から取得したデータはFXTFが正確性を保証しない
バックテストは「利益が出る証明」ではなく、「条件を変えた時に結果がどう変わるか」を確認する比較手段として使います。
公式データを使える口座環境を確認する
FXTFのマイページからヒストリカルデータを取得するには、利用できる口座とログイン環境が必要です。FXTFの公式サイトを見る【PR】
で、現在のMT4提供条件、口座申込、取引リスクを確認できます。
MacではPCインストール版が公式サポート外で、Web TraderにはEAや外部インジケーターなどの制限があります。CSVをインポートしてバックテストする目的なら、FXTF MT4のMac対応とWeb Traderの違いも先に確認してください。
このサイトの実績とは分ける
この記事を公開した2026年8月29日時点で当サイトに掲載していた150件の決済は、OANDA証券のMT5口座による記録です。現在の件数と損益はトップページの最新集計で確認できます。
FXTF MT4のヒストリカルデータを使って得たバックテスト結果でも、FXTF口座の実績でもありません。この記事はFXTF公式の取得・取扱手順を説明し、当サイトの損益とは分けて扱います。
まとめ
- FXTF MT4では2012年1月3日以降の実際の価格データをCSVで取得できる
- マイページの「チャートデータ」から通貨ペアごとにダウンロードする
- データは1分足のBID四本値
- 2015年6月29日以降はGMT+3(夏)/GMT+2(冬)、それ以前は日本時間
- 既存データへ重ねると重複・不整合が起きるため、必要なデータを保全してから削除する
- データはMT4終了時に生成されるため、MT4を閉じてから削除する
- ヒストリーセンターから対象通貨ペアの1分足へCSVをインポートする
- 最大バー数を極端に増やすとフリーズや動作低下の原因になる
- バックテストは将来利益の保証ではなく、条件比較の材料として使う
この記事は2026年8月29日時点のFXTFヒストリカルデータ案内、チャートデータの取り扱い方法、過去チャートの表示期間FAQを基にしています。対象通貨ペア、提供期間、画面構成は変わる可能性があるため、実際の操作時はFXTF公式の最新案内を優先してください。
